〜近況報告致します〜
お久しぶりです。まずは心より謝罪申し上げます。あれだけ書く書くと息巻いていた最後の更新から半年が経過してしまいました。全く更新できてないのにカテゴリーでは立派に帰国後編とか題していてお恥ずかしい限りです。今回はそんな私の帰国後一年間を軽く振り返って、改めて1年前(出発に関してはもうすぐ2年前ですね)の留学をどう捉えるのかについて綴らせれいただければと思います。近況と題しているのですが、それもほとんど過去のものなので細い記憶の糸を辿りながら書いていきます。
帰国直後の夏
帰国後にはまず最初の大きなイベントとして就活が始まりました。オープンメディアなので詳しい情報は書けないのですが、何よりも焦りとの戦いが本当にきつかったです。帰国してすぐに会った友人はみな大学4年でほとんどがすでに就活を終わらせていました。
帰国直前から当日にかけては、留学での強い刺激とのギャップでかなり苦しい時期になるだろうと予想し、苦悩していましたが帰ってみるとそんな余裕もないぐらい就活に追われていました。帰国してすぐ会う元同級生の友人とはいつも留学の話より就活の話が多くなります。もちろん全員が留学のことを聞いてくれて、特に良き友人に会えたことを喜んでくれましたが、同時に就活をどう進めていくのかを聞かれることもままありました。この際に、自分が楽しんでいた間に頑張っていた友人の姿勢にものすごくギャップを感じ、まるで留学前の日本でも、スウェーデンでもない別世界に来たという感覚でした。
僕の就活は一つ目の登竜門であるサマーインターンという夏の短い(文系だと最長でも5日のものが多かったです。)就業体験やディスカッションワークに申し込むことから始まりました。帰国前も、下調べやエントリシート(以下ES)の下書きをスウェーデンに遊びに来た友達から教わって少しずつ始めていましたが、正直ぬるっと始まったため、実際に受験勉強のようなそれに打ち込んでいるという感覚は薄かったです。
この時期に一番悩んだことはシンプルにサマーインターンに通らないということです。僕は最初から最後までグローバルという軸を持って企業を探していたのですが、それだけでは抽象的すぎてESの内容が薄くなってしまうことも多々ありました。加えて、当初から応募していたのが大企業ばかりだったのでそうも簡単に通過できるはずもありません。そして何より周りに今いる元同級生の友人がすでに内定を持っていることも重圧としてありました。こうなることは最初からわかっていたはずなのに、それでも苦しい時期でした。
そんな時期でもなんとか就活を頑張れたのは、帰国後も連絡をとっている留学生の友人や留学先で会った日本人の友達たちでした。一年間同じ経験をしている分、多くの苦労や悩みに共感してくれて、非常によいリフレッシュになりました。みんな帰国後もそれぞれの向かうべき道に一心で進んでいる姿からも大きな刺激を受けました。
留学中に最も長い時間を一緒に過ごしたフランス人の友人であるクロエとマノンと電話した時に、「他の友人とは違う形かもしれないけど、留学中にした苦労だって努力の形の一つなんだから自信を持て」と言ってもらいました。スウェーデンでの経験を思い出のまま終わらせずに、経験に昇華して次のステージでも頑張っている彼女たちの姿勢から学ぶものは本当に大きかったです。

成長の秋・冬
なんやかんやで秋ごろには自分が何がしたいか、特にグローバルという中でもただ単に業界を決めるだけじゃなくて、どんな仕事をして、どんな生活を送り、どんな形でグローバルな世界に身を置きたいかということが、改めて深く考えてみることで見えてきました。ただ単にどうすれば海外にいけるかということだけではなく、そこでどのような仕事をして何をしたいかを考えたのですが、この時の思考の芯にはスウェーデンでの経験が大きく活きたと思います。
多くの人が言っていることではありますが、留学経験そのものが就活で直接的に評価されるかと言われれば、必ずしもそうでは無いというのは確かにそうだと思います。ただ、就活という人生の岐路に立つ中で、留学で得た経験から自分を見つめ直すことに自分はものすごく大きな意義を感じました。
内省が長くなってしまいましたが、その後の就活は早期化している中でも比較的順調に進んだ方であったと思います。過程で面接で緊張しすぎたり、進路について考え込むなど、全てが完璧だったわけではありませんが、それでも多くの企業の方とお話をし、良い企業とのご縁もあったので非常に納得のいく就活だったと個人的に思います。
就活とは全く別のお話になるのですが、秋学期には留学生がたくさんいる授業を履修しました。そこでも本当に多くの友だちに会いました。中でも、ニューヨークから来ていたアメリカ人の友だちと本当に仲良くなりました。グループワークの中で彼から話しかけてくれたのですが、非常に流暢な日本語を喋れるとのことでした。副専攻で学んだだけでなんでそこまで喋れるのかと驚きでした。
授業後には彼も含めたアメリカ人の友だちとでカフェテリアでいつものんびり過ごしていたのですが、この時間がまた、留学の時とは違う楽しさがあって本当に好きでした。みんながそれぞれ自由気ままに話したいことを話す空間であったので就活の合間のリフレッシュとして本当に助けになりました。時に彼らとふらっと居酒屋に行ったりするのも非常に良い時間でした。
他にもスウェーデン時代の友だちが日本に留学していたので彼女たちともよく一緒に遊びました。東京に住んでいた彼女たちの家の近くの公園に行ったり、渋谷や新宿の居酒屋に行ったり、時には自分の住む街に遊びに来てくれたりもしました。スウェーデンにいた時は、そこまで頻繁に会ってはいなかったのですがこうやって日本で遊んでいる時には彼女たちの全く新しい一面が見れたりして、本当に楽しかったです。
スウェーデン人の友だちと遊んでいる時も、やはり留学とはまた違った楽しさがあったのですが、スウェーデンやヨーテボリが話題に昇ることが多かったため、たまに日本にいながら留学時代に戻っている気分にもなりました。またしても、良き友人に恵まれてよかったと思います。このことについてはまた別途記事を出していこうと思います。

新たなステージに向かう春
そして今年の春から大学4年生になりました。就活もこの頃には少しずつ落ち着いてきていました。この大学で過ごす最後の年に後悔がないようにと思い、新たなことを始めました。フランス語の履修です。これまでも細々とやってはいたのですが、中々しっかりと時間を取ることができていなかったことと、一度もしっかりと文法の勉強をしたことがなかったので基礎土台を作るという意味で履修をしました。
他にもゼミで最高学年になり、いよいよ卒論がスタートしました。前の学期でおおよそのテーマを決めたのですが、中々形にして書き出すのは大変でした。また、自分の学ぶ心理学というフィールドでは調査や実験が必要になります。その設計はもちろん、調査先への依頼や連絡などやることが山積みであったのですが、こうして明確なゴールがあると非常に動き出しやすかったです。
前の学期でできたアメリカ人の友だちやスウェーデン人の友だちと遊びながら、卒論とフランス語とバイトをこなして過ごす日々を送りました。焦りこそないものの、かなり忙しくて充実した日々となりました。
そして、この夏には帰ってきてからずっと待ち望んでいたヨーロッパ旅行に行くことにしました。訪れる国は、ハンガリー、フランス、スウェーデンです。主にかつての友人を訪れる旅となり、一年ぶりの再会が待ちきれません。この旅路も留学日記と同じように発信していければと思っているので、しばしお待ちください。
こうして気持ちの浮き沈みこそあれど、非常に充実した留学後の生活を送れたと思います。残りの学生期間、また社会人になってもたくさんの良縁に恵まれ、楽しく充実した日々になればと思います。それでは、また。













