11/20 (Day 96) Umeå 3

〜国立公園へ〜

今日は国立公園にハイキングにいくために早朝から準備をしました。もうすでにそこに行ったことがあったジェイドが車で連れて行ってくれました。朝にジェイドが車を撮りに行ってくれている間に国立公園で生き延びるための準備をしました。

 

なんでこんな大袈裟な表現を使っているのかというと、実はこの公園には電気も水道もガスもないのです。その代わりコテージに無料で泊まれるという施設なのですが、ちゃんとした準備なしで行くと本当に死んでしまいます。

 

そんな感じで水を大量に積み、Lidlで懐中電灯を買ってきてから出発しました。車で2時間ほど進むと湖と山しかないエリアに到着しました。どうやらここが目的地のようです。

 

早速車から降りて山道を進みました。雪もしっかりと積もっていてちょこちょこ流れている小川も全て凍っていたので正直かなり過酷な道でした。まず最初に目指したのは一番近くにあるコテージです。ここで昼食をとろうということで歩いていきました。

 

途中でまたもや凍った湖を眺めながら進んで行きました。公園の中の湖は先日のものとはまた違う雰囲気があって素敵でした。

 

そんなこんなで1時間ちょっと歩くと最初の目的地に到着。ここで昼食にサンドウィッチを食べつつ少し休憩。手袋を外して食べるだけで凍えるほど寒かったです。でもコテージの外観がとても魅力的でした。

 

最初のコテージ。小さくて可愛いですが、中がめちゃくちゃ寒い。

その後、歩き続けて次の目的地である今日泊まるコテージを目指しました。上り坂も増えてさっきより大変な道のりでしたが、なんとか無事に到着。着いたのが午後2時半とかだったのですが、すでに空が暗くなり始めていました。

 

こっちのコテージは少し大きめでした。

急いで外にある薪小屋から薪を集めてコテージに運びました。集め終わったところで火を起こして暖炉で温まりました。すでにそとは真っ暗で本当に原始の自然の中で生きている感覚でした。文明ってすごいんだなあと。

 

しばらく暖炉を囲んだ後に夕食として作って持ってきたパスタサラダを食べました。冷たいご飯でしたが、暖炉の前で食べるとおいしかったです。ちなみにトイレは辛うじて存在していました笑

 

ここでもパスタが重宝。

そんな感じで暖炉の管理をしつつ、暗くなってからかなりの時間起きていたので眠気が来ました。そこで一酸化炭素中毒にならないよう少し、窓を開けてから寝ました。

 

ベッドがあったのでそのベッドの上に寝袋を敷いてから寝ました。寝袋の中は意外と快適で問題なく寝ることができました。今日を乗り切ったので明日は帰るだけです。今日下った分、明日は頑張って登ります。それでは、また。