〜水の都、本領発揮〜
今日は移動疲れがあったのでチェックアウトの時間ギリギリまで寝てから出発しました。朝ごはんを食べるのにも半端な時間だったので午前中に観光してからがっつり昼ごはんを食べることにしました。
まずホステルを出て最初に着いたのがリアルト橋という有名な運河です。カナル・グランデというおそらくヴェネツィアで一番有名であろう運河にかかる橋で、白い巨像という通り名の通り、かなり大きかったです。
その後、さらに歩いていくとヴェネツィアで一番有名であるサン・マルコ寺院に辿り着きました。中に入るのに3ユーロ、さらに上のデッキに上がるのに7ユーロと観光地の割に意外と安かったです。
上に上がってみると目の前に広がるサン・マルコ広場を一望することができ、さらに別の側面からは運河を見下ろすことができる非常に良いビューイングでした。内装も天井が非常に高く、これまでの教会とは一線を画す荘厳さがありました。
一番の見どころだったのですが、意外と1時間ほどで見終わってしまったので少しサン・マルコ広場に滞在した後、待ちに待った昼食のピザを食べに行きました。事前に調べていたコスパの良いピザ屋が近くにあったので向かいました。
かなり小さいお店でしたが、店主の方たちがすごい良い方でした。ここではプロシュートを食べました。7.5ユーロ(1,100円ほど)で一枚のピザと非常にコスパが良いだけでなく、味も今まで食べたピザの中でも群を抜く美味しさでした。本場のピザを目の当たりにしました。
お腹いっぱい食べた後の午後はひたすら散策をすることにしました。やっぱりヴェネツィアはどこに行っても水辺の街の美しさがあり、歩いているだけで非常に楽しいです。いくつかの教会にも足を運んで景色を目一杯堪能しました。
その後は歩いていた時にたまたま見つけたアカデミア美術館という有名な美術館に行きました。学割があり、立ったの2ユーロで入ることができました。ルネサンスの作品でキリスト教の絵画が非常に多く、これまであまり見てこなかった作品が多かったです。唯一知っている作品はティッツィアーノのピエタでしたが、これが生で見るとすごい迫力でした。
その後はしばらく散策を続けて疲れたので近くのカフェに入りました。イタリアはカフェよりもバーが圧倒的に多く、見つけるのが大変でしたが、見つけたカフェでイタリアらしく、エスプレッソを飲みました。このとても濃い味のコーヒーもたまには美味しいです。
カフェの後はもう夕方だったのでレストランに行くことにしました。ヴェネツィアは水上バスでの移動が一般的ですが、自分は全て徒歩で移動したのでその浮いたお金で妥協せずにレストランを選べました。
ヴェネツィア発祥のイカ墨パスタとホワイトワインを頼みました。二つで25ユーロ(4,000円)ほどの中々高価なレストランでしたが、味は本当に美味しかったです。このほど良い塩分が非常に病みつきになります。
夜の街を少し歩き、リアルト橋にもう一度見て、バス停の方に戻ってきました。時間があったのでイタリアのアイス、ジェラートを食べました。食後のデザートとしては完璧でした。
今日は夜を移動に充てることにしたので23時半ほどまでバス停でFlixbusを待っている時に日本人の方が話しかけてくれました。どうやら同じバスに乗るらしかったので一緒に話して待つことにしました。
マドリードでインターンをしている人でずっとスペインにいたらしいです。少し話しているうちに地元の話になり自分の出身を伝えるとまさかの同郷でした。市まで同じで本当に驚きました。そこから一気に仲良くなり、一緒に行動することにしました。
そうこうしているうちにバスが到着しました。次の目的地はイタリアの首都、ローマです。明日の朝にはローマに着くので幸運にもできたこの友人と一緒に周るのが楽しみです。それでは、また。