3/4 (Day 201) Rome 2

〜ヴァチカンで1日〜

今日は移動疲れで午前中はゆっくり寝てしまいました。11時からヴァチカンミュージアムを予約してあったのでそこに間に合うようにホステルを出発しました。ここは非常に人気の観光スポットで予約必須なので事前に予約しました。

 

10時過ぎに出発してバスを待っていたのですが、全然時間通りに来ない。ローマには数多くのバスが走っているのですが、目当てのバスがどれだけ待っても来ませんでした。仕方ないのでメトロで行くことして、走って駅に向かいました。

 

メトロを十分と少し乗って少し歩いたところにありました。ちょうど時間通りに到着です。入場すると少し開けたテラスがあり、そこでどこから周るか考えたのですが、この美術館果てしなく大きかったです。

 

ここで一休憩している現地の人も多かったです。

とりあえず表示通りに進むと美術館の中に数個の美術館があるという表示がありました。困惑です。とりあえずゆっくり見ることにしました。やっぱりイタリアの美術館だとルネサンス期のキリスト教作品と古代の神話の彫刻が圧倒的に多かったです。

 

このような幻想的な回廊が続いていて心躍りました。

ここでの一番魅力的だった展示はシスティナ礼拝堂です。撮影禁止だったため写真を残すことはできませんが、当時のローマ教皇ミケランジェロに描かせた壁画が礼拝堂の全面に大きく描かれていて雄大そのものでした。本当にどうやってあのサイズの絵を描くのか不思議で仕方ないです。

 

その後も色々な展示を見て計2時間強過ごしました。非常に見応えがありますが、間違いなく過去一番疲れた美術観賞でした。その後はお昼を食べる前にヴァチカン広場に行きました。そう言えばヴァチカン市国はイタリアとは別の国家のはずですが、パスポートコントロールなるものはありませんでした。昔はやっていたのでしょうが、今やこの数の観光客が押し寄せたらほとんど不可能なのでしょう。

 

サン・ピエトロ大聖堂は混みすぎていて中に入るのは諦めてしまいました。

今日も綺麗に晴れていたので映える広場で少し休憩していると、昨日一緒にいた友だちも近くにいるとのことだったので合流することにしました。まずはお昼を食べに行こうということでまた彼のインターン先の上司のおすすめであるレストランに行きました。ここでいよいよ初カルボナーラです。本当に濃厚さが異次元でした。

 

濃厚すぎてちょっと胃もたれしました笑

その後、古着屋や革製品のお店を見て散策をした後に、カフェに行きました。もちろん、エスプレッソを飲みました。ここのカフェが非常に安くてヨーテボリだと39SEK(500円ちょい)のものがたったの1ユーロ(160円ほど)でした。比較的物価は安いのかなという感じでした。

 

まあ、量考えたらイタリアの値段の方が妥当だと思ってしまいます笑

その後、一度見てみたいと思い、真実の口に行きました。街の一角にぽつんと存在する感じで列に並んで写真を撮って終わりという何とも観光地らしい写真スポットと化していました。ちゃんと口に手を突っ込んだ観光客写真を撮って退散しました。

 

否めないフォトスポット感。

その後は近くの川を少し散策してから夕飯を食べることにしました。ぶらぶら歩いていると本当に偶然とんでもなく安い値段のレストランを見つけました。ピザ一枚7.5ユーロです。しかもちゃんとレストランなのにです。

 

驚きつつも友だちと一緒に入ると本当にその値段でした。今回はマルゲリータとドン・ジョパンニをシェアすることにしましたが、あまりに安いので一杯2ユーロのワインも頼むことにしました。これがまた生地の薄い非常に美味しいピザでした。間違いなく今回のイタリア旅で一番良いレストランでした。

 

完全に有終の美を飾ったと思います。

もともとこの後、イタリア人の友だちと遊ぶ約束をしていたのですが、スウェーデンから帰って修論が忙しすぎるために今度の機会にすることにしました。残念でしたが、彼らは近いうちにスウェーデンに来るのでその時に絶対会おうと思います。

 

この度でずっと一緒にいた日本人ともここで別れることにしました。地元が同じなので日本に帰ってから絶対に会おうと約束しました。多分家の近くで簡単に会えます笑

 

その後、ホステルに戻って課題をしようとオープンスペースに来たのですが、そこにいたフランス人の人と話し込んでしまいました。3時間ほど色々なことを話して最後にその場にいた人たちでベイビーフットをしました。ちなみにフランス人の彼女は今ハンブルクで仕事をしているらしいので今度機会があれば来てねと言ってくれました。

 

こうして長かったイタリア旅も明日帰るだけとなりました。本当に美味しくて楽しい旅でした。この国まじで大好きです。それでは、また。