3/21 (Day 218) Lapland 3

〜意外と大きなハイキング場〜

今日は前日に移動疲れがあって少し遅めから行動をしました。一緒に来ていた友だち2人はラップランドの定番アクティビティである犬ぞりに出かけていたので自分は部屋に残って今日行くハイキングの準備をしました。

 

そこまで犬ぞりに惹かれなかった自分はずっとキルナの近くのハイキング場を探していたのですが、宿からそれほど遠くないところにちょうど良い大きさのハイキング場を発見したのでそこに行ってみることにしました。

 

朝のコーヒーを飲んだ後に出発して向かいました。調べた感じあまり情報がでこなかったのでそこまで大きくない公園なのかと思っていたのですが、実際に到着してみると結構な大きさでした。地図を見るとクロスカントリー用のコースとハイキング用のコースがあり、雪山を大きく一周するコースとなっていました。

 

出発して少しすると雪がかなり積もっていて看板も雪に埋もれていたため正規ルートを探すのが非常に大変でした。30分ぐらい彷徨ってやっと見つけた山道の入り口へと進もうとしたときにちょうど犬ぞりを終えた友だちから連絡があったので合流することにしました。

 

三人で山道をのんびりと歩いていくと途中でかなり深々と雪が積もっている場所があったのでそこに飛び込んだりして遊びました。3月の下旬とは思えないほどの雪世界ではしゃぐのは本当に楽しかったです。

 

その後、雪が相当深く積もって少し歩きづらい道があったのですが、そこを乗り越えるといよいよ登ってきた小さい雪山の山頂に辿り着きました。そこには周りの山々を一望できる本当に美しい光景が広がっていました。夏至の頃にはここから太陽を1日中見ることができるそうで、この日も自分たちの目の前に太陽がありました。

 

山頂からの景色。この時期でもしっかりと雪が残っています。

その後、山を降るとすぐに道路にたどり着いたのでそこから1時間ほどかけて宿まで戻りました。途中でスノーモービルに乗る人や道端でFikaをする人を見かけ、ヨーテボリから1,500kmも離れていてもここもスウェーデンなのだなとその国土の大きさを実感しました。

 

この日の天気はヨーテボリでは滅多にお目にかかれない快晴でした。

凍っている道や深く雪が積もる道を抜けてやっとのことで宿に戻ってきました。非常に楽しいハイキングでしたが、かなり疲労が溜まりました。少し休んだ後に今夜も昨日の残り物のカレーを食べました。1日経つと芋が溶けて非常においしくなっていました。

 

このシンプルなカレーがまじで美味しいです。

その後は事前に申し込んでいたオーロラハンティングのツアーに参加することにしました。アビスコというキルナから車で1時間ほど離れたところにある国立公園に向けて出発しました。

 

今夜はガイドさん曰く今年で一番強くオーロラが出ている日だったのですが、生憎すぎる曇天でした。そんな中車で走っていると急に現れたので停車して外に出ました。昨日のものよりかなり薄かったですが、広大な自然の中にカーテン状のオーロラを見ることができました。周りに明かりがない分かなり綺麗に写真に写っていました。

 

この写真こそまさにスウェーデンのオーロラという感じでしょう。

その後、アビスコに着くも完全に雲が出てしまいました。ノルウェーとの国境地帯に近いところまで移動するとそこには凍った湖がありました。そこでしばらく待っていたところ、微かにオーロラが現れました。これは本当に微弱で一瞬で消えてしまいました。

 

その待ち時間にガイドさんが用意してくれた焚き火の周りでシナモンロールとリンゴンベリーのジュースを飲みました。これがめちゃくちゃ美味しかったです。この厳しい寒さに温かい飲み物は最高でした。

 

その後はオーロラを探しながらキルナまで戻ったのですが、疲労で車内でぐっすり寝てしまいました。その後は部屋に戻って寝る支度をしてすぐに寝ました。明日は午後からキルナ最大の鉱山に行くのでしっかりと睡眠を取りたいと思います。それでは、また。