3/22 (Day 219) Lapland 4

〜幼心忘れず〜

今日は午後から世界最大であるキルナの鉱山ツアーに参加することにしました。キルナは一個一個の移動にかなり時間がかかるのでかなり疲れやすかったです。午前中は宿でゆっくりとご飯を食べてのんびりして過ごしました。

 

早めの昼ごはんを食べて外に出てみると今日は雪が降っていました。この時期でもしっかりと雪が降っていることに少しびっくりしましたが、ここまで深く積もった雪を見ると非常にテンションが上がります。

 

ツアーの集合場所まで宿から歩いて40分だったのでみんなで歩いていきました。途中に積もっている雪を投げ合いながら進んでいるとあっという間に到着しました。観光センターに集合だったのでかなり多くの人が集まっていました。

 

時間になるとバスに乗って鉱山に移動しました。この町の基幹産業であるため採掘場もオフィスも非常に大きかったです。1,000mほどの深さの鉱山の半分ほどのところまでバスで降りて行って実際に中をガイドさんの説明とともに見学しました。

 

中は意外と観光地化されていました。

かなり長い説明を聞きながら進んでいくとそこには青く光って綺麗な採掘場が見えました。今キルナは採掘を進めすぎたことによって地盤がかなり不安定になっており、町の中心街をそっくりそのまま移動させるという計画があるそうです。実際にこの鉱山の規模を見ると確かに移設が必要であるということに納得できます。

 

しばらく説明を聞いた後にはキルナのツアー恒例のFikaの時間がありました。鉱山の中のカフェでコーヒーとクッキーを頂きました。このクッキーがサクサクで非常に美味しかったです。

 

取り放題だったのでかなりたくさん食べてしまいました笑

その後しばらく自由に展示を見て、お土産に鉱山の鉄鉱石を袋に詰めてバスで集合した場所まで帰ってきました。こうして町全体で誇れる産業があることはモノカルチャーなど色々な問題があるのだろうけど、個人的にはその一体感が好きでした。

 

同じ道を辿って戻りつつ、ここでも雪を投げ合いながら遊んでいました。途中で最後のカレーに入れる野菜と明日の昼食を買うためにスーパーに行ったのですが、その頃には完全に雪だらけでした笑

 

部屋に戻ってカレーを作り始めました。今日はナスも加えて夏野菜風にしました。カレールーが足りずにスープっぽくなりましたが、味変としては最適解だったと思います。食べる前に宿の前に積もった雪で雪遊びをしようということになり、外に出ました。

 

雪合戦をしたり、友だちを雪に埋めたり、相撲を取ったりと、完全に小学生気分でした。それでもこんなに本気に慣れるのかというほど大はしゃぎしていました。みんなで写真を撮って中に入りました。

 

温かいカレーを囲みながらお腹いっぱいになるまで食べました。ナスが非常に美味しかったです。米が余ったとき用に買っていたミートボールは非常に味が濃くて米によく合いました。

 

今回の旅行でのカレーはやっぱり芋の美味しさが際立ちます。

その後、遊び足りないということでもう一度外に出ることにしました。また全力で雪をぶつけ合って最後に雪だるまを作って本当に良い思い出になりました。

 

にんじんを鼻にしようとしていましたが、全部カレーに使ってしまいました笑

部屋に戻って冷やしたビールを飲みながら夜遅くまでトランプをしたり、話をしたりして過ごしました。こんなに我を忘れて楽しめる友だちと旅行に来れたことに感謝です。明日はまた丸一日をかけてヨーテボリに戻ります。それでは、また。