書類という鬱

気づけば100日以内で...

 

なんか緊張感

梅雨ですね。暑かったり寒かったりだいぶ落ち着かない天気が続いていますが、留学前のこの時期の準備はそれに負けず劣らずの慌ただしさです。

 

手続きもだいぶ進んでそろそろ終わる時期なのですが、だからこそ取りこぼしがある気がして心配です。

 

そんな緊張感を少し減らすことに加えて、改めて留学に行く実感をもつために今回の記事では最近の僕の最近の留学準備について少し書こうと思います。

 

一つのミスが命取りとなると思うと毎日、胃に衝撃が与えられている感じですが、将来留学を見据えている方の不安が少しでも減るよう僕のリアルな感想を時系列順に綴っていきます。

 

留学先大学への出願

慶應さんから言われていたのは3月の下旬に先方から連絡があるので待機していてくださいということでしたが。。。

 

連絡来たの3月31日夜11時なんですが。

 

不安すぎて「下旬」という言葉の定義を調べたらまあなんとも反論しずらい時期に送っていただきました。

 

とにかく、無事連絡が来たので後、やるべきことは出願です。

 

パスポート(3月に更新行ってきました。)をはじめ、個人情報と大学の情報に加えて、慶應での成績表を送ります。

 

また同時に履修科目証明書という今学期慶應で何を履修しているかについての資料も提出を求められましたが、提出するフォームが存在しない。

 

なんでだよ。

 

それで向こうの学生部にメールしてみると「それ私にメールで送って!😊」という何の誇張もなくこのような文面で返信が返ってきました。

 

だいぶライトな感じだけど、職員に対してこのノリでいけるのがさすが向こうの柔軟さ(?)を感じましたね。とにかくこれらを全て送った一週間後に受け入れ許可証とともに返事が来るはずです。

 

 

奨学金

交換留学生は奨学金受給のチャンスが多くあります。

 

財団様をはじめ、学生支援機構など実に多くの給付型の奨学金が存在しますが、多くの留学生が申し込んでいるのがJASSOと慶應の合同奨学金です。

 

審査基準は申し込み前の学期のみの成績と家計スケールでの選考がメインとなります。

 

正確にはJASSOの奨学金もしくは慶應奨学金という二種類の奨学金があるのですが、二種類を同時に出願して、通過した方の奨学金を受給できるというものです。

 

採用人数は両方の奨学金を合わせて100名であるので基準さえクリアすれば、基本的に通るものだと考えて良いと思います。

 

締め切りは4月28日までだったのですが、両親の所得証明を求められたので時間に余裕を持って準備できると良いかなと思います。

 

ちなみに結果は5月下旬に出て、無事JASSOの方に採用していただけました。

 

もし交換留学が決まったのであればぜひ視野に入れてみて欲しいです。ちなみに情報の更新は3月下旬で意外とゆとりがないので前年度を参考にして少しずつ進められればと思います。

 

履修申告

こいつが今の悩みの種の一つです。

 

まあ、それは後で語るので一端手続きの流れを書きます。

 

基本的には向こうでなんの授業を取るかを申告することです。

 

ヨーテボリ大学のホームページにある授業検索のページから興味のありそうなものを探してリストアップし、それを先方からのメールに添付されていたエクセルのファイルに例にそって記入して出願フォームにアップします。

 

注意点はこの授業検索ページに載ってるシラバス基本的に情報が古いです。全然違うことが書いてあることがザラにあるのでWebページ上の情報をもとに開講言語とかタームを把握するのが良いですね。

 

それでも分からなければ履修専門の職員の方にメールして聞くとすぐに返事をくれます。

 

そして期日までにアップしてしばらくすると履修が決まった旨のメールが来ます。実際、一緒にヨーテボリに行く子は1ヶ月弱で来ていました。

 

いや、僕のところには来ないんですけど、、どうやら学部からの許諾の返事がなく待てと言われたのでひたすら待っている状態です。これが意外ときついです。早く来ますように。

 

追記)6月29日現在、履修が確定しました!全て第一希望を通りで一安心です。

 

Residence Permit

そしてこいつが履修よりも大きな最大の悩みです。これのせいで一時期ちょっとストレス性胃腸炎みたいな症状出ました。鳩尾が常に気持ち悪いみたいなやつでした。

 

こいつ簡単に言うとビザ的なやつです。スウェーデンに行くにはこれがないといけなくて、これなしでシェンゲン域内に90日以上滞在すると前科つくみたいです。

 

で、何しなきゃいけないかというとまず先方からの受け入れ許可証を待ちましょう。これが届くのと同時に、居住許可証の案内が来ます。移民庁のサイトのフォームからオンラインで申請します。 

 

このフォームに必要情報を記入した上で追加書類を提出します。

 

その書類とは、

 

①受け入れ許可証

②保険の証明書

③パスポートのコピー

④銀行残高証明書

 

です。

 

②と④に関して補足すると、まず②に関してはヨーテボリ大学は受け入れ許可証の中にスウェーデンから提供される無償の保険の証明書が記載されてるので保険でも受け入れ許可証でも同じ書類をアップすれば大丈夫みたいです。

 

④に関しては暮らしていけるだけの財政能力が留学生にあるかを判断するもので僕が申請した時にはこれが月9,450SEK×10ヶ月なので大体126万円ぐらい(これも為替や社会状況によって大きく変わります。)を自分名義の口座に入れた状態で銀行に証明書の発行を依頼します。

 

僕は地銀だったのでオンライン申請で一週間かかりました。他の銀行だったり訪問発行だったらもっと早いかもしれないのでぜひ自分の銀行のホームページを確認してみてください。

 

あと、この書類古すぎないようにするため渡航前4ヶ月前以降のもの(2023年6月現在です。以前これ3ヶ月だったのでしっかり確認をした上の方が安心です。)を出します。

 

 

それらを揃えて提出すると後は待った状態になるのですが、ある程度プロセスが進行したところで移民庁から連絡が来ます。

 

これは2022年11月からの新ルールで許可決定の前に自国の大使館にパスポートの原本を提出しなければならないというものです。その段階に至ったら連絡が来るので受け取り次第、パスポートとゆうパック(郵便局で購入)をもって六本木の在日本スウェーデン大使館に向かいます。その後、移民庁から審査が終わった旨の連絡が来るはず。

 

のはずなのですが来ませんでした。

 

僕より後に申請をした人にはもう来ています。何この責苦。

 

この待機時間が大学は最大3ヶ月、移民庁は4ヶ月、ネットの留学報告書やブログの先輩方は1ヶ月〜2ヶ月と全員言っている期間が違うのです。

 

去年行った人のほとんどが1ヶ月で許可降りてるし、もう許可降りている人は3週間程度だったので1ヶ月半が経過した今不安がとんでもない大きさになっています。

 

毎日メールに齧り付いています。こいつがないとそもそも入国すら許されないので本当に一刻も早く結果を知りたいですね。

 

留学がドボンになる爆発的な危険があるこの問題が早くなくなることを願うばかりです。

 

早めに申請するに越したことはありませんが、一つ言えるのは早く申請したところで早く連絡が来るわけではないのでそれを念頭に置いておくと同じような思いをしないで済むと思うので気楽に待つスタンスを作れると良いかなと思います。

手続きの流れです。
ここまで明確に示してくれるのはありがたいんですが、 如何せん時間がかかる。。。

 

追記)6/27現在、ビザの審査が終わった旨の連絡が来ました!!日付にして49日間、7週間の長い戦いでした。これでぐっすり寝られます笑

 

 

寮 

家については思いの他スムーズに手続きを進めることができました。

 

寮は慶應からもヨーテボリからも争奪戦になるから覚悟しろと言われていたんですが、しっかりと日時を見て進めれば特に問題なく確保できると思います。

 

まず、寮に住みたい人はヨーテボリ大学が斡旋してくれます。

 

ヨーテボリ大学に出願する際に、寮に関する案内を受け取るかどうかを聞かれるのでそこでyes にチェックを入れます。

 

そうすると5月末に寮の運営会社から連絡が来るのでマイページを登録します。その登録開始日から数日で寮の争奪戦の火蓋が切って落とされるのでその日にマイページに張り付いて住みたい寮にapplicationを送ります。

 

埋まっていなかった場合、すぐに運営会社から受け入れのメールが届き、さらにその数日後にはその寮に対しての署名のメールが届くのでそこで署名を送る(signedのボタンを押すだけ)とひとまず国内での手続きは完了します。

 

デポジットの案内とかが後に来るみたいです。

 

居住予定の寮です。バスルーム付きの個室で共用キッチンです。

今回の記事は以上となります。今回の記事は愚痴と後輩への足跡しかないものでしたが、次回からいよいよ国外に向けて出発の記事となりやっと留学ブログ味を増してくるので乞うご期待!!