〜安くて魅力的〜
前日の夜に無事にクロアチアのザグレブに着き、今回の目的地であるブダペストに向かいます。夜行バスで5時間ほどの移動でしたが、これがかなりしんどい道のりでした。バスに乗る前に軽く夜食のパンを買ったのですが、ピザロールが1つ1.5ユーロ(200円ちょい)という値段でスウェーデンに暮らしているとものすごく安く感じてしまいます。
道中は席交換をしてくれた他のお客さんのおかげで一緒に行った友だちと横並びで座ることができました。それでも夜中の移動で睡眠不足に陥り、着いた瞬間はとてもきつかったです。朝の5時に着いてひとまず最初に行く予定にしていたSzéchenyi(セーチェーニ)温泉という温水プールで温まることにしました。
宮殿を温水プールに改造した場所で内装は温水プールとは思えないほど綺麗でした。疲れた体も温水につけることでかなり回復しました。ただ、ブダペストも気温がそこまで高くなく(5℃くらい)、室外はめちゃくちゃ寒かったです。
4時間ほど滞在をしてサウナや室内の温泉的なところも堪能した後に、市街地へと繰り出しました。昼は事前に外食がそこまで高くないと聞いていたのでレストランに入りました。高級料理がメニューに並んでいて少し焦ったのですが、値段をみるとスウェーデンや他の国と比べても明らかに安かったです。
自分は伝統的なハンガリー料理のビーフシチューを食べました。結構濃いめの味付けで自分は大好物でした。(お値段は2000円弱です。)他の友だちはフォアグラを頼んでいて少しもらったのですが、衝撃的な美味しさでした。
その後、ブダペストの目玉の一つであるブダペスト中央市場に行きました。大きな建物内に、肉や野菜がかなり安価に売られていてお土産もたくさん売っていたので1時間ほど徘徊してみました。
結局お土産にポストカードを買っただけでしたが、もしハンガリーに留学をしていたら本当に救いの存在なんだろうなというほど安かったです。
有名な自由橋という橋を横目にホテルに戻りました。かなり疲労が限界だったので少し休憩してから観光を再開しました。次に向かったのはブダ城という城と漁夫の砦という場所です。
二つが横並びであるのですが、ブダ城はとても綺麗だったのですが、テイストがコペンハーゲンにあったクリスチャンボー城とかなり似ていました。
漁夫の砦は綺麗な建物に加えて、ドナウ川を一望できる絶景が広がっており、ブダペストが"ドナウの真珠"と呼ばれる理由がよくわかります。
その後、夜もレストランに行きました。ここではチキン料理を食べたのですが、これも本当に絶品でした。これだけの料理が2000円ほどで食べられて大満足です。とにかくこの安さが観光する上では本当に大きいです。
食べ終わってから少しブダペストのクリスマスマーケットに顔を出しました。レストランでかなりの量を食べたので、何も買いませんでしたが、そこそこ大きいマーケットで見るだけでも十分楽しむことができました。
その後、ホテルに戻ってすぐに寝てしまいました。一日という短い滞在時間でもしっかりと楽しむことができました。いつかまた行きたいなあ。明日は、ザグレブに戻って観光をします。それでは、また。